日枝神社の神のお使いは「お猿さん」です
日枝神社の神の使いは古来より、猿(申)といわれ、神門及び向拝下に夫婦猿の像が安置されています。
主神が現れる前に先立って現れ、主神の兆しとして見ます。大山咋神は、山を守る神であり、この猿と比叡の山の神としての信仰とが結びついて山王の神の使い「御神猿」として信仰されるようになりました。
猿は古くから魔が去る「まさる」と呼ばれ、厄除・魔除の信仰を受け又農業の守護神とする信仰が強く、俗に「さるまさる」といわれ、繁殖の獣として人々に愛され、犬と共に分娩の軽き 安産の神として信仰されています。
猿は集団生活をして、特に子供への愛情が強く、母猿はどの子猿にも乳を与えるという性質があるといわれ、その姿が日枝神社の神猿像に表されており、夫婦円満・安産・家門繁栄の徳を称え安産・子育・厄除のお守りとして参拝者に神猿(まさる)の守土鈴、他に縁(猿)結びのお守りが授与されています。
日枝神社の門の左右に夫婦猿の像があり、右が母猿で子供を抱いている。
本殿前の両サイドには、通常こま犬がいるところですが、日枝神社ではお猿さんです。
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