日枝神社のご祭神

「古事記」に

大山咋神(おほやまくひのかみ)又の名は山末之大主神(やますゑのおほぬしのかみ)。この神は近淡海国(ちかつあふみのくに)の日枝山(ひえのやま)に坐(ま)す。また葛野(かづぬ)の松尾(まつのを)に坐(ます)す鳴鏑(なりかぶら)に成りませる神なり』

20080111tokyo_jussha120hie_jinja.JPG 東京十社 日枝神社御祭神由来20080111tokyo_jussha126hie_jinja.JPG 東京十社 日枝神社

とあるように、近江国(今の滋賀県)の日枝山(比叡山)に鎮まりましたのが最初で大年神(おほとしのかみ)の御子神で、別にその御名を山末之大主神とたたえておりますように、大山咋神が日枝神社のご祭神です。


主祭神の神系


須佐之男神(すさのをのかみ)

 --大神年(おほとしのかみ)
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     --大国御魂神(おほくにみたまのかみ)
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     --御年神(みとしのかみ)
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     --大山咋神(おほやまくひのかみ)--別雷神(わけいかづちのかみ)

大山咋神の「咋」は「主」という意味で、大山の主であると共に広く地主神として崇められ、山・水を司り、大地を支配し万物の成長発展・産業万般の生成化育を守護し給う御神徳は広大無辺であります。又、近年は厄除け・安産・縁結び、また商売繁盛・社運隆昌の神として崇敬(すうけい)されています。

20080111tokyo_jussha119hie_jinja.JPG 東京十社 日枝神社

 

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