深川八幡祭りと日本一の黄金大神輿

富岡八幡宮の例祭は8月15日を中心に行われ、俗に「深川八幡祭り」とも呼ばれています。

20080118tokyo_jussha072tomioka_hachimangu.jpg 東京十社 富岡八幡宮(深川八幡さま)のお祭り

 

赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭」の一つに数えられており、3年に1度、八幡宮の御鳳輦が渡御を行う年は本祭りと呼ばれ、なんと120数基の町神輿が繰り出され、壮大なお祭りとして見る者を魅了します。


「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声とともに、担ぎ手に清めの水がかけられ別名「水かけ祭」といわれ、その盛り上がりは大群衆とともに凄いものがあり、「江戸の粋」を今に伝えるお祭りとして、全国的にも大変有名なお祭りです。

日本一の黄金大神輿


富岡八幡宮には、江戸時代深川に屋敷のあった紀伊国屋文左衛門より三社託宣にちなみ八幡造り、神明造り、春日造りの三基三様の神輿が奉納され、みこし深川と云われてまいりましたが、対象12年の関東大震災で惜しくもそのすべてを焼失してしまいました。

それ以来、御本社神輿の復活は深川っ子の念願でありましたが、平成3年に第一期が奉納され、平成9年にもう一基が奉納され、昔に優るとも劣らない豪華な大神輿が復活しました。

御本社一の宮神輿

平成3年に納められた大神輿は、第十六代浅子週慶が作成したもので、重さ4.5トンもある偉大なもので、何とダイヤモンドの総カラットは55カラットにもなる大変豪華なものです。


20080118tokyo_jussha062tomioka_hachimangu.jpg 東京十社 富岡八幡宮(深川八幡さま)の一の宮神輿・型の名称     屋根延神社型金地塗神輿
・台輪幅      5尺
・高さ        14尺
・重量        4.5トン
・屋根の大きさ 最大幅10尺
・担ぎ棒       10本(本棒2本、縦添棒4本、横添棒4本)
・ダイヤモンド
  鳳凰の目(4カラット2個)
  鳳凰の火焔(7カラット)
  狛犬の目(3カラット2個、4体)
  隅木の目(1カラット2個、4体)
  小鳥の目(1カラット2個、4体)
・ルビー
  鳳凰の鶏冠(2010個)
・屋根     純金24Kg
その他、プラチナ、銀、宝石を多数使用してる大変豪華な大神輿となっています。


一の宮神輿が、あまりにも大きく重いため、毎年担ぐことが困難なので、新たに二の宮神輿を平成9年に造られました。


20080118tokyo_jussha063tomioka_hachimangu.jpg 東京十社 富岡八幡宮(深川八幡さま)の二の宮神輿・型の名称     屋根延神社型金地塗神輿
・台輪幅       4尺5寸
・高さ          10尺8寸
・重量         2トン
・屋根の大きさ  最大幅7尺5寸
・ダイヤモンド
  鳳凰の目(2.5カラット2個)


 

これらの大神輿はお祭り以外は、大きな建物の中に収められています。

20080118tokyo_jussha066tomioka_hachimangu.jpg 東京十社 富岡八幡宮(深川八幡さま)の大神輿の収納場所


 

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