神田神社(神田明神)
神田神社(神田明神)
神田神社は天平2年(730)に出雲氏族で大己貴命(おおなむちのみこと)の子孫・真神田臣(まかんだおみ)により武蔵国豊島郡芝崎村(現在の東京都千代田区大手町・将門塚周辺)に創建されました。
その後、承平5年(935年)に敗死した平将門(たいらのまさかど)の首が京から持ち去られて当社の近くに葬られ、将門の首塚は東国の平氏武将の崇敬(すうけい)を受けました。嘉元(かげん)年間(1303年 - 1306年)に疫病が流行し、これが将門の祟りであるとして供養が行われ、時宗の遊行僧・真教上人が手厚く御霊をお慰めして、さらに延慶(えんきょう)2年(1309)神田神社に奉祀(ほうし)いたしました。
神田神社御由緒(説明板)
内容的には他のぺじ内容と少し重なる部分がありますが、神田神社の入り口の随神門の脇にある説明板を読みやすく書き写していきますので、ご利用ください。
江戸総鎮守 神田明神 (えどそうちんじゅ かんだみょうじん)
一の宮 大己貴命
おおなむちのみこと(だいこく様)
二の宮 少彦名命
すくなひこなのみこと(えびす様)
三の宮 平将門命
たいらのまさかどのみこと(まさかど様)
正式名称・神田神社。 東京都心108町会の総氏神様で、神田・日本橋・秋葉原・大手丸の内、そして東京の食を支える市場の発祥地の氏神様として、青果市場、魚市場の人々からもあつく崇敬(すうけい)されております。縁結び、商売繁昌、社運隆昌(しゃうんりゅうしょう)、除災厄除(じょさいやくじょ)、病気平癒(びょうきへいゆ)など数多くのご神徳をお持ちの神々です。
神田神社(神田明神) 随神門
神田神社の大鳥居をくぐると、正面に立派な門が見えます。それが総檜造りの「随神門」です。
この随神門の欄間には四方に4つの神様の彫刻があり、中央部には御祭神の大国主之命(だいこくさま)の神話が描かれています。
大祓神事と茅の輪の由来
大祓神事(おおはらえしんじ)
大祓は氏子中の人々の心や身体に良くないことが起こる原因を取り除き、幸福と繁栄を迎えるために諸々の罪穢(つみけがれ)を祓い清め清明心(せいめいしん)を自己の内に培う神事です。
神田神社では毎年六月と十二月の年二回、大祓式を厳修(ごんしゅ)し氏子の皆様からお預かり致した形代(人形)を水清き河海に流し清めるか、聖浄地において御浄火にふして罪穢消滅を祈願いたします。